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【ストーリー】

映画化が相次ぐ、ベストセラー作家、伊坂幸太郎。彼の作品の多くは仙台を舞台にしたもので、本作もオール仙台ロケが行われた。首相暗殺。無実の罪を着せられた主人公の逃亡。そして逃亡先になぜか先回りしている警察。冒頭から観る者を飽きさせない、たたみかけるような展開。仕組まれた巨大犯罪から、無力な人間がいかに逃亡するかというサスペンスを軸に、かつての友情物語がせつなく語られる。タイトルの「ゴールデンスランバー」は、ビートルズの「アビーロード」の中の一曲。当時バラバラだったメンバーをつなぎとめようというポールの思いが、本作ではかつての友人達との絆を象徴する存在として使われている。斉藤和義によるカバーも話題。

【キャスト・スタッフ】
堺 雅人 竹内結子 吉岡秀隆 劇団ひとり/香川照之
柄本 明/濱田 岳 渋川清彦 ベンガル 大森南朋 貫地谷しほり 相武紗季/伊東四朗
永島敏行 石丸謙二郎 ソニン でんでん 滝藤賢一 木下隆行(TKO) 木内みどり 竜 雷太
原作:伊坂幸太郎「ゴールデンスランバー」(新潮社刊)
脚本:中村義洋 林 民夫 鈴木謙一
音楽:斉藤和義 
監督:中村義洋

主題歌:「Golden Slumbers」All performed by 斉藤和義
エンディングテーマ:「幸福な朝食 退屈な夕食」(新録) 斉藤和義(SPEEDSTAR RECORDS)

製作:畠中達郎 島谷能成 百武弘二 Katharine KIM 雨宮俊武 宇田川寧 喜多埜裕明 春名 慶 
町田智子 大宮敏靖 
エグゼクティブ・プロデューサー:原田知明 市川 南
プロデューサー:宇田川寧 遠藤日登思 臼井 央 
ラインプロデューサー:若林雄介 

【レビュー】

一言でいえば、とても面白かったですね。おすすめです。
音楽担当も斉藤和義ですし、キャストも堺さんを始め最高のキャスティングですし、ストーリーも飽きさせない展開で映画を見ているときに寝る事はなかったです。笑
不満を挙げるとするなら、最後まで明かされることのない謎が多いことですかね。でも、人と人とのつながりがとてもよかった。面と向かった絆、面と向かうことはないけどどこかで支える絆、うまくつながっていたと思います。小説読んでみようと思います。
あと、個人的には斉藤和義とビートルズが好きなのでGolden slummber をカバーしてくれていたのでよかったです。


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【ストーリー】
芥川賞作家・田辺聖子の同名短編小説を、「金髪の草原」の犬童一心監督が妻夫木聡と池脇千鶴主演で映画化したピュアで切ないラブ・ストーリー。ふとしたキッカケで恋に落ちたごく普通の大学生と不思議な雰囲気を持つ脚の不自由な少女、そんな2人の恋の行方を大阪を舞台にキメ細やかな心理描写と美しい映像で綴る。大学生の恒夫は、ある朝、近所で噂になっている老婆が押す乳母車と遭遇する。そして、彼が乳母車の中を覗くと、そこには包丁を持った少女がいた。脚が不自由でまったく歩けない彼女は、老婆に乳母車を押してもらい好きな散歩をしていたのだ。これがきっかけで彼女と交流を始めた恒夫は、彼女の不思議な魅力に次第に惹かれていくのだが…。


【キャスト・スタッフ】
妻夫木聡 (恒・)池脇千鶴 (ジョゼ/久美子)
新屋英子 (ジョゼの祖母)上野樹里 (香苗)江口徳子 (ノリコ)新井浩文 (幸治)SABU (麻雀屋客・中年男)大倉孝二 (麻雀屋客・若い男)荒川良々 (本屋店員)西田シャトナー (麻雀屋・客)真理アンヌ (麻雀屋客・中年女)

【レビュー】
もやもやした終わり方ではあったが、ストーリーは面白かった。
これだけのリアルさを出すためには、執拗に繰り返されるベッドシーンも必要かなって思います。ジョゼのちょっとした言動に時折イライラする彼氏と別れることを最初から分かっているジョゼ。分かれたときの反応からも二人の考え方の違いが良く分かります。障害者と健全者と同じように向き合うことは思う以上に大変なことなんですね。
 
 

【ストーリー】
 『サッド ヴァケイション』以来、およそ4年ぶりの長編となる青山真治監督作は、「東京バンドワゴン」で人気を博した小路幸也原作の小説を映画化。カメラマン志望の青年に突然舞い込んだある依頼をきっかけに、何でも話せる幼なじみ、いつも優しく支えてくれる義理の姉、記憶の中の誰かに似ている被写体の女性-彼を取り巻く立場の違う3人の女性と向き合うことになる…。
 主人公を演じる三浦春馬が、青年期の揺らぐ心情を等身大で表現するとともに、榮倉奈々の明るさ、小西真奈美の清々しさ、井川遥のミステリアスな魅力が詰まった一作だ。東京の公園に降り注ぐ、うららかな陽射しをバックに語られる各登場人物のドラマが胸にしみる。

【キャスト・スタッフ】
出演

三浦春馬 (光司)
榮倉奈々 (富永)
小西真奈美 (美咲)井川遥 (百合香)高橋洋 (初島)染谷将太 (ヒロ)長野里美 小林隆 宇梶剛士 (マスター)

スタッフ

監督 青山真治脚本 青山真治 内田雅章 合田典彦
原作 小路幸也
プロデューサー 齋藤寛朗 山崎康史

【レビュー】
『東京公園』どうしてもセリフ回しの不自然さが気になってしまった。原作のキャラクターの言葉使いのままなんだろうけど、役者の言いやすい言葉に代えた方が良かった。自然さを前面に持って来た作品だけに残念。物語的にも、食べ足りない感が残る。
東京公園 [DVD]

【ストーリー】
 1989年、高校生の健次(浅野忠信)は、仮出所で帰って来た片腕のやくざ・安男(光石研)に再会した。安男の兄貴分の坂梨(永澤俊矢)が、組長が死んでしまって組はつぶれたと話しても、安男は一向に信じようとしないばかりか、坂梨を撃ち殺す。自分だけにつらい思いをさせて出所したら雲隠れか、と怒った安男は、健次に知的障害をもつ妹のユリ(辻香緒里)と、大切なショルダーバッグを預けると組長の消息を追う。
 ユリを預かった健次は、安男との待ち合わせ場所である山中のドライブインに行くが、偶然会ったクラスメイトの秋彦(斉藤陽一郎)、そしてドライブインの主人とトラブルを起こしてしまう。そんな折り、精神病院に入院していた健次の父親が自殺を図った。
 
 それを知った健次は、突発的にドライブインの主人たちを殺害する。健次は警察の検問をくぐってきた安男と落ち会うが、安男がユリを殺そうとしたことに腹を立てる。安男を残し、健次はユリを連れてバイクで街へ向かう。追いつめられた安男は、自らの頭に銃口を当てた。街のレストランのトイレで、健次はショルダーバッグの中身を確かめた。そこには、白い粉と安男のミイラ化した右腕が入っていた。
 
 腕には、「HELP ME」と彫られていた。席に戻ってみるとユリの姿がない。健次は急いで追いかけ、ユリとともに道をどこまでも真っすぐに歩いてゆく。



【キャスト・スタッフ】

出演
浅野忠信 (白石健次)
辻香緒里 (松村ユリ)
光石研 (松村安男)斉藤陽一郎 (秋彦)
伊佐山ひろ子 (ウェイトレス)諏訪太朗 (コック)永澤俊矢 (坂梨)りゅう (白石辰造)梅田剛利 (雅登警官A)木村良亮 (チンピラ)木滝和幸 (五郎)

スタッフ

監督 青山真治
脚本 青山真治



【レビュー】
 青山真治、劇場用映画デビュー作にして衝撃作。一見どこにでも転がっていそうなバイオレンス映画でありながら、どこにもないバイオレンス映画。
 
 自分の世界の中だけで様々な葛藤や苛立ちを解決するために暴力という手段が選ばれるという、その手軽さと理不尽さという、暴力の本質みたいなものが強烈に描かれる。この作品で描かれる事件は、実際にあればとんでもないニュースになるほどの衝撃的事件だし、妹を射殺しようとするヤクザなんてのは類稀なるセンセーショナルな事件なわけですが、あまりにもその異様な光景が当たり前に存在する世界として目に飛び込んでくる。日常にある暴力ではなく、日常に潜む暴力が描かれる。

負のエネルギーがいつでも手招きしている日常、というこの作品の世界観に圧倒されました。こわい映画です。

このhelplessをみてから、ユリイカ、サッドヴァケイションをみると面白いかもしれません。 Helpless [DVD]


【ストーリー】


『EURICAユリイカ』でカンヌに絶賛された青山真治監督が贈る『Helpless』の続編。『ユリイカ』とも合流しているので、“北九州サーガ”の集大成的作品とも言えそうだ。前作では、父親との関係性を描いていたが、本作では、それが母に変わった。決して切ることの出来ない「血」の関係を軸に、女性が持つ、母性としたたかさを鋭い洞察力で描き切った。前2作と同様、濃密な時間を堪能できる。出演は、浅野忠信、宮崎あおい、川津祐介ら、青山作品の常連メンバーの他、聖女と悪女が同居する母親役に石田えりが迎えられた。また、オダギリジョーも青山作品に初登場。出演シーンもセリフも少ない中で、強烈な存在感を放っている。

【キャスト・スタッフ】
出演 浅野忠信 (白石健次)
石田えり (間宮千代子)
宮崎あおい (田村梢)
板谷由夏 (椎名冴子)
光石研 (茂雄)
斉藤陽一郎 (秋彦)
辻香緒里 (松村ユリ)
オダギリジョー (後藤)
高良健吾 (間宮勇介)
畔上真次 (アチュン)
本間しげる
上下宣之 (岡田)
杉山彦々 (益田)
福津屋兼蔵
尾上寛之
でんでん
嶋田久作 (曽根)
森下能幸 (中西)
豊原功補 (川島)
山口美也子
とよた真帆 (牧村)
川津祐介 (木島)
中村嘉葎雄 (間宮繁輝)

スタッフ
監督 青山真治
脚本 青山真治
原作 青山真治
製作 甲斐真樹
若杉正明
熊澤芳紀

【レビュー】
絶対ユリイカを見てから見るべき映画ですね、前回見たときのよくわからなかった部分の半分がわかってかなりすっきりしました。  秋彦って人物、軽薄で、俗っぽくて、つい言っちゃいけないことを言ってしまう、「くらすぞ」と言われてもしょうがない、実は自分そっくりの人物で見てると嫌になるんですが、彼の最後の方の社長に対する「頑張ってください」には、心から共感しました。  世間からのはぐれ者を集めて仕事を与えて養い、モンスターのような妻も受け止め、(これを彼の単なる気の弱さととるかそうでないかと取るかは議論の分かれるところでしょうが)、それでも明日からも同じように生きていこうとしている社長の人物像が自分的には心から惹かれました。  また、宮崎あおいはもちろん、板谷さん、辻さん、石田さん、いろんな年代の女優がそれなりに魅力的に映っているのも好感度高いです。個人的には、石田さん大好きです。 サッドヴァケイション プレミアム・エディション [DVD]
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